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【そろばんと東大】子供にそろばんを習わせる東大卒夫婦が思うこと

こんにちは、『パパも東大ママも東大!』管理人の”アオくまピンくま”です。

著者紹介

アオくま・ピンくま

東大卒夫婦。2019年生まれの双子を育てる。歴史上の偉人に学び、「子供をどう育てたいか」を考える。普段はビジネスの最前線で活動中。詳しくはコチラ

 

今回の記事では、「子供にそろばんを習わせること」について、幼少期にそろばんを習っていなかった東大卒夫婦が、そのメリット・デメリットを考えてみたいと思います。

 

我が家が子供にそろばんを習わせ始めたのは、5歳になる少し前のことです。

以下の我が家の「教育」の軌跡のとおり、この時期に習い事として一生懸命取り組んでいたのは、ピアノの練習とピアノのワーク(ソルフェージュ)のみでした

 

というのも、家でなーんも教えなくても、保育園で数字や平仮名を教えてもらって、家でも勝手に絵本の音読もしてましたので、「こりゃ便利だな~」とほっておいてからです。

 

▼全ての基本となる「読書習慣」については3歳の時には確立されていたので、何もすることない

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時間も限られているので、家庭学習については親にしか教えられないこと」に限ろうと決めていまして、我が家の場合では、それがピアノの練習でした。

 

そうこうするうちに5歳近くになり、「まぁ、計算くらい出来て損はないだろう」&「計算は誰でも教えられるので、出来ればアウトソースしたい」と思うようになりまして、

家の横にあったそろばん塾の門を叩いてみました。

 

▼我が家の「教育」の軌跡

 

そろばん教室の扉を開けるとそこは別世界

私も旦那氏も幼い頃にそろばんはやっていなかったので、そろばん塾に足を踏み入れるのはお初。

 

子供しかいない空間であるのに、子供の声あまりしない笑

聞こえるのは、「開始!」「やめぃ!」という、スピーカーから流れる不思議な掛け声。

 

異様な世界が広がってました!

 

そして、うちの双子とそんなに歳が変わらなさそうな子供達が4桁と2桁の割り算とかしてるんですわ、ビックリ。

ピンくま
ピンくま
他のお宅の子供たちが皆、賢そうに見える…
そろばんを習ったことがあるか/ないかの違いじゃない?
アオくま
アオくま

暗算脳を作るのに1年損しましたよ、奥さん」

こちらのそろばんスクールは4歳から入塾することが可能で、先生が言うには、4歳から6歳までの期間に「暗算脳」が作られるらしいです。

 

そして、体験入学の際に呪いの呪文のように言われたのが、

「暗算脳を作るのに1年損しましたよ」との言葉。

 

でも、うちの双子の成長の過程を振り返ってみると、

4歳なりたての時なんてペンもろくに持てないし字もかけないような成長具合でした。

 

そして、その時期はピアノを一生懸命頑張っていたので、決して時間を無駄にしていた訳では無いと思っています。

 

ただ、「暗算脳を作る」という観点では、1年損したらしいです。

 

へーそうなんだー、そういう考えもあるよねー、程度に聞きはした反面、同じ年頃の子供達がすごい桁の掛け算割り算をしているのをみて、何か遠くの世界のように感じもしました。

そろばん教室に週何回通ったか?

そろばんの先生は「子供はとても吸収する。しかし忘れるのも早い。忘れる前に何度も繰り返すことが大事」

とおっしゃいました。

 

そろばん教室のお月謝体系も、教室に行けば行くほどお得になるような仕組みになっています。

 

1回の授業は1時間。

週に4日教室があって、各3コマの設定。

 

「週に1度ではダメ」「週に何度もそろばん教室に通うような子は上達するのも早い」というのが先生のお話。

 

しかし我が家は共働きですので、昼間の時間からそろばん教室に送迎することは出来ません。

また、土日は親子の貴重な時間と考えているので、習い事は入れたくありません。

 

なので、ゆるーく週に2回、1コマの受講で続けさせました。

そろばんを習わせてみて、良かった?

これは、「間違いなく良かった」と言えます!

 

小学校入学まで続けます、小学校入ったら止めます。

 

アオくま
アオくま
小学校入る時には止めさせるのね、何で…?

 

そろばんを習わせたお陰で、

  • 数字を書くことに抵抗が無くなった
  • 足し算・引き算が出来るようになった
  • 掛け算にも触れるようになった

が出来るようになりました。

これは、小学生のスタートダッシュとしてとても有利なことだと思います。

 

また、子供達自身がそろばんをけっこう気に入りまして、嫌がらずに通います。

 

ただ、小学生になったら、「そろばんは辞めさせよう」と思っています(子供は続けたいみたいだけど)

東大の友達で、そろばんをやっていた子はいなかった

よくメディアなどで

  • 東大生は幼少期にそろばんをやっていた
  • 東大生は幼少期にくもんをやっていた

と目にしますが、個人的にはけっこう疑問符。

 

だって、本サイトの管理人であるアオくま・ピンくまの周りには、そろばんくもんを習っていた人は一人もいなかったからです!!!

 

より正確に記載しますと、

そろばんくもんにお世話になったと考えている人はいなかった」

そういうことだと理解しています。

 

ピンくまは、小学校の時くもんの夏期講習に行ったことがありますが、その日の課題をやって帰ってくるのがあまりにも早いので、

直ぐに親にやめさせられました。

 

アオくま
アオくま
首都圏出身者はみんなSAPIX
地方には無いよ~、情報やノウハウの格差がすごい…
ピンくま
ピンくま

 

と話は戻りますが、とにかく「東大生でそろばんをやっていた人はそんなにいない」というのが、

管理人の限られた交友関係から得られた演繹的な結論です。

 

これは、東大入学/中学受験に求められる要素を考えれば、納得がいくかもしれません。

 

計算をなるべくしなくて良いような工夫をするのが、受験勉強であり社会なのです。

 

5桁✖️5桁の計算なんて、コンピューターがやれば良い。

円周率の計算が無くなったことからも、面倒な計算を自力で行うことは求められていないことが伺えますね。

コンピューターには出来ない思考力が受験でも社会でも求めらているものとなります。

 

ちなみに、ピンくま自身は中学受験をせず、そろばんもやっていなかったので、計算は筆算オンリーです。

暗算は訓練をしたことが無いので苦手です(というか、基本出来ないしやらない。それでも東大の数学は得点源だった)。

 

一方で、アオくまは中学受験組なので、暗算がめちゃくちゃ早いです。

中学受験組は、計算の工夫のノウハウを頭に叩き込まれ、それに慣れるので、めちゃくちゃ計算が早いですね。

 

首都圏出身の東大生は、ほぼみんな中学受験組なので、本当に計算が早い(羨ましい…)。

 

話はそろばんに戻りますが、そろばんは、全ての計算を基本的には「力技」で解いていきます

 

例えば簡単な例ですが、

「2+9+18」という問題があったら、

先に2+18をしてから9を足すのでは無く、

ストレートに2+9をしてから、それに18を足していきます。

 

それがそろばん。

そして、その動作をどんどん早くしていくのがそろばんを極めていくこととなります。

 

アオくま
アオくま
そろばんは、集中力・処理能力が磨かれるよね!

 

我が家が最も恐れていることは、

「そろばんを極めすぎると計算の工夫をしなくなる」

ということです。

 

そろばんに慣れた子は、計算の工夫を嫌がるんです。「どうすれば計算する量を減らせるかな?」へ思考をスイッチさせることが出来ずに、「慣れ親しんだ方法で計算した方が簡単〜」とそろばん式で解いてしまいます。

また、精緻な数値が求められない場面でも、正確に計算し過ぎてしまう。

 

ただ、計算が早いのは間違いなく良い!

というか、計算は全ての基本!

 

なので、我が家としては、そろばんに傾倒させすぎることはせずに、「こんな方法もあるのね」程度に緩くやらせようと思っております。

(ただ、双子と同い年くらいの子が色んな暗算コンテストでチャンピオンとかになっているのは純粋にすごいことだと思う。まぁ、そういう子は何やらせても出来る子で、単に素晴らしく良いのですよね…)

 

「それじゃぁ、そろばんじゃなく、くもんが良いのでは!?」と質問が来そうですが、

もし家の近くの教室が「そろばん教室」では無く、「くもん」だったら、

くもんに通わせていると思います。

 

要は、幼児期の習い事なんて出来ることは限られてるので、外部にアウトソースして楽できれば良いと、そんな風に考えているのであります。

 

本記事が育児に悩むお父さん・お母さんのお役に少しでもたてたら嬉しいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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