こんにちは。『パパも東大ママも東大!』管理人の”アオくまピンくま”です。
子供にテレビは見せない方が良いとは思うけれど、それは無理だよね…
テレビから学ぶこともあるから、親代わりに活用出来るんじゃないかな?
と子供にテレビを見せるか否かか、悩むご家庭多いと思います。
この記事を書いた人
アオくま・ピンくま
東大卒夫婦。2019年生まれの双子を育てる。歴史上の偉人に学び、「子供をどう育てたいか」を考える。普段はビジネスの最前線で活動中。詳しくはコチラ。
テレビは確かに見せたら最後。一度見せると、言葉は喋れなくても、テレビを指さしてつけろつけろと言ってくるようになります。
テレビから発せられる強烈な刺激にもう視線は釘付け…
アニメなんて見せようものなら尚更。アオくまピンくまも軽い気持ちで「アンパンマン」を見せてしまってから、後悔しました。
が、解決策も見出しました。
今回は"子供にテレビを見せること"をアオくまピンくまが考えます。
この記事はこんな方におすすめ
- 東大卒夫婦は子供にいつからテレビを見せ始めたか知りたい
- 「テレビ!テレビ!」と子供に言われた時の対処法を知りたい
子供にテレビを見せることは悪なのか?
子供にテレビを見せるかどうか、ピンくまアオくま家でも考えました。考えるにあたり、我が家の育児のバイブル、「語りかけ育児」を参考にしたのですが…
一定の年齢のこどもたちにとっては、テレビはテレビ以外ではめぐり合えない多くの世界を見せてくれ、学習を助けてくれますし、とてもよい娯楽にもなって役立つことがあります。しかし、成長のさまだげになる場合もあります。特に小さい赤ちゃんの間は、成長のさまだけになりやすいのです。
(「語りかけ育児」より抜粋)
と、月齢0ヶ月の時から明確に否定。
その後も各発達段階でテレビについて言及されるのですが、1歳まで一律、
まだ見せないでください。赤ちゃんにとっては学ぶことがたくさんある大切な時期です。テレビとビデオはじゃまなだけです。
(「語りかけ育児」より抜粋)
1歳まで禁止でした。
「語りかけ育児」では、1歳以降になって漸く、
- 1日30分限定
- 見る時は親も一緒
を条件に、テレビが解禁されます笑
それでもアンチテレビ派は強く、
赤ちゃんがことばをわかってきたからといって、テレビからことばを覚えると勘違いしてはいけません。赤ちゃんやこどもはあざやかな動く光と色に心をうばわれて、音は何も聞いていませんある実験では、ドイツ語のテレビをかなりの期間見たオランダの赤ちゃんが、ドイツ語は何も学んでいませんでした。
(中略)
あなたがどうしてもひと休みしたいとき、テレビをつけておいたら楽ができるかもしれませんが、結果がどういうことになるかは肝に銘じていてください。
(「語りかけ育児」より抜粋)
アオくまピンくまは1歳過ぎにテレビを解禁
「考える育児」に書いてあった言いつけを守ってテレビを見せないよう見せないよう頑張ってきた我が家。しかしある日、ついに解禁してしまいました…
赤児のもの凄い集中力に驚くと共に、映像の刺激って本当に強いんだなぁと思いました。
これまで見てきた絵本の世界では、1頁1頁がゆっくり進んでやっと場面が変わってくのに、テレビは息つく間もなく画面が変わっていく…本当に魅了されていました。
しかし2歳になると「アンパンマン」も解禁
一度「アンパンマンはテレビで見ることが出来る」ことがバレてしまうと、もう譲らないですね。
ほんの一回だけのつもりだったのに、何かと「アンパンマン見たいよ」と連呼され、本当に大変になりました。
アンパンマンをテレビで見せるのは、覚悟を決めてから
は確実に言えると思います笑
子供がテレビに虜になってしまった、どうするか
テレビがこんなにも子供を虜にするのならば、逆にこれを知育に活用することは出来ないか?
とアオくまピンくまは考え始めました。
しかし「考える育児」では明確に以下のことを言っていました。
赤ちゃんやこどもはあざやかな動く光と色に心をうばわれて、音は何も聞いていません
つまり、言語的な部分はテレビから何も学ばないと。
そこで、”ダーウィンがきた”や”アース”といった、美しい自然のドキュメンタリーを見せてみました。
が、これには全く興味を示さず。映像が複雑すぎて何に集中すればよいかわからなかったのではないかと分析しています。
やはり単純なアニメが良いのか…
アニメで良質なものって何だろう…?
莫大な時間とお金を投入して作られた、アニメ映画を見せてみる
15分で1話が終わり、毎週新しい放送がなされるアニメと、
2時間もの時間の中で起承転結し、興行収入を意識して作られるアニメ映画と、
どちらが良質か?と問われれば、後者と答える人が多いのではないでしょうか?
アオくまはジブリ好き。というか、宮崎駿の哲学が好き。
子供にはむしろ積極的に宮崎アニメは見せたいということで、丁度テレビで放送していた(のを録画した)「ハウルの動く城」を、子供に見せてみました。
2歳児、宮崎アニメの世界観に圧倒される
2歳児、これまで見ていた「アンパンマン」とは異なる、アニメなのに奥行きがあるその世界観に魅了される。
2時間もある映画ですが、一体いつまで集中して見るだろうか…
と期待して待っていたら…
15分で飽きた。
15分で自分からテレビを見るのを止めました。
子供がどうしてもテレビを見たいといったら、アニメ映画を見せよう
テレビ放送の「アンパンマン」も、「ハウルの城」もどちらもアニメ。その違いは内容の複雑さ。
15分で簡潔して、善=アンパンマン、と、悪=バイキンマンの絡みが繰り広げられるテレビ放送の「アンパンマン」は2歳児でもある程度、”次はこうくるかな?”と予想が出来たことから集中力を継続させることが出来たようですが、
2時間映画の「ハウル」ではそうはいかなかった。内容が難しいから。
でも、アニメを心行くまで見たという満足感は残った。
アオくまピンくま家庭ではどうしても静かにして欲しい!という時に限ってテレビをつけてましたが、なかなかテレビを消させてくれないことが悩みでした。
しかし、アニメ映画だとこの点が解決。
- ジブリ作品は教育上良い(とアオくまは考える)
- 子供もアニメを見られたことに満足する→でも飽きて自分から見るの止める
ということでむしろ良い循環が発生しました。
”子供にテレビを見せる”を考える~まとめ~
我が家の育児バイブル「語りかけ育児」では、子供にテレビを見せることについて、No!絶対!と主張します。
ただ、そんな風にうまくはいかないのが子育て。
どうしてもテレビを見てて欲しい時はあるし、子供もどうしても見たい時がある。
一度試しに、短編のアニメはやめて、映画のアニメを見せてみるのはどうでしょうか?
子供の不機嫌はピタッと止んで天使に戻るのに、その天使は自らテレビを見ることをやめますよ!(※個人差あり)
本記事が育児に悩むお父さん、お母さんのお役に少しでもたてたら 嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。