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【最強の知育】「ミッケ!」絵本の知育効果がすごい。2歳児が寝食を忘れて夢中になる「ミッケ!」の話。

こんにちは、『パパも東大ママも東大!』管理人のアオくまピンくまです。

著者紹介

アオくま・ピンくま

東大卒夫婦。2019年生まれの双子を育てる。歴史上の偉人に学び、「子供をどう育てたいか」を考える。普段はビジネスの最前線で活動中。詳しくはコチラ

我が家の双子、特に双子兄が寝食を忘れて(これホント。お菓子で誘わない限り止めない笑)夢中になる絵本があります。

それがこちらの絵本シリーズ。

▼我が家には4冊の「ミッケ!」がある]

齢わずか2歳半にして、見開き頁を15分以上集中して取り組めるってすごくないですか??(10分くらいすると飽きた双子妹の妨害が入るため、実際最長どれくらい集中するかは不明)

 

今回は、我が家イチオシの知育絵本「ミッケ!」の内容とその知育効果についてのお話です。

 

しかし何故か知育サイトや知育ママにはあまり知られていないこちらの絵本。知る人ぞ知るって感じです。

我が家が「ミッケ!」の存在を知ったのも、偶然でした(譲り受けた絵本の中に、この「ミッケ!」のシリーズ4があった)

ピンくま
ピンくま
こんなすごい絵本、もっと広く知られて良いと思う!
アオくま
アオくま
あまりにも知育効果が高い絵本だから、むしろ秘密にされている可能性も…
  • 「ミッケ!」がどんな絵本か知りたい
  • 「ミッケ!」の知育効果を知りたい
  • 「ミッケ!」シリーズ(10冊あります)の中で特におすすめを知りたい

「ミッケ!」ってどんな絵本?

著作権の関係があるので、中身の詳細写真を載せることが出来ないのが残念なところではあるのですが…

海外の絵本

作者は、ウォルター・ウィックというカメラマンの方です。

絵では無く、写真の絵本。(あれ、絵じゃないから、絵本って言わない…??)

 

英語のタイトルは

Can You See What I See?

「ぼくは見つけられたど、君はどう?」ということでつまり、かくれんぼ絵本なんです!

ジオラマのセットを写真で撮影している

糸やボタン、ミニフィギュア(動物とか)といった、蚤の市で取り扱いがありそうな、そんな小さくて細かなものがたくさん集められて写真に収められています。

 

もうね、情報量がものすごいんです。見開きの頁で目にするアイテム数が千単位を優に超えます…

アオくま
アオくま
写真なのでリアルだよ

絵本の中の指示がエグい

写真の横に「○○はどこにあるかな?」といった指示があって、それを写真のウン千のアイテムの中から探しだす遊び。

 

少し「ウォーリーを探せ」を彷彿とさせますが、あれはたくさんの人の中から”ウォーリー”や”ウォーリーの友達”、”ウォーリーのグッズ”などを探す本なのに対し、「ミッケ!」絵本で探し出すアイテムには特段決まりはありません。

 

「ウサギを探して」という指示でも、

ぬいぐるみのウサギだったり、サイコロの面に描かれたウサギだったり、ウサギのシルエットだけだったりと、色々なパターンがあるので、先入観を持ってウサギを探そうとすると絶対見つかりません

アオくま
アオくま
けっこう鬼
ピンくま
ピンくま
集中しないと絶対見つけられないよね…

写真が美しいので眺めるだけで楽しい

ドールハウスやミニチュア食品とか、そういった細かいものが好き(私)な人は絶対好きな絵本です!

基本的には子供向け絵本なんだと思いますが、写真の美しさに妥協無しです。

大人も子供も、その精巧な世界に魅了されること間違いなしです。

 

▼この頁は比較的アイテム数が少ない。エクササイズしながらも絵本からは目を離さない図

 

ただ単純に「双子兄がめっちゃ好き!」ということでご紹介したくなったこちらの「ミッケ!」絵本ですが、知育の観点で考えると、もの凄い優等生かと思いますので、整理してご紹介です。

「ミッケ!」の知育効果:物の名前を知る

こちらの「ミッケ!」絵本、物で溢れてまして、”ことば図鑑”として使用することが可能です。

幼児にとっては知らないアイテムのオンパレード。

「これなに?」の質問の嵐です。

 

大人側の忍耐力が相当試されることになります笑

▼指差し確認!

 

しかも面白いことに、実生活ではなかなか出会わないアイテムの名前も覚えていきます。”ボビン”とか”指ぬき”とか”ボーリングのピン”とか”チェスの駒”とか…

生活する上で知らなくても済むような単語も多いかもしれませんが、知らない物だらけで、2歳児の「これはなんだろう?」の気持ちを存分満たすこと、間違いなしです。

「ミッケ!」の知育効果:物を抽象的にとらえることが出来る

先の「ウサギ」の例のように、同じ「ウサギ」でも、”ぬいぐるみで立体的なウサギ”だったり、”サイコロの後ろに隠れて耳だけ見えるウサギ”だったり、”コインに描かれたウサギ”だったり、いろんなウサギがいます。

 

「こういった特徴を有する物はウサギである」といった風に、頭の中でウサギを抽象的に捉えることが出来ていないと、すべてのウサギを見つけ出すことは出来ません。

 

そして、その抽象化の作業に役立つのが、「色んなパターンのウサギ」を目にすること。

 

母「ウサギどーこだ?」

子「ウサギ、ミッケ!」

母「ウサギ、本当にそれだけ?」

子「…ここにもいる!」

といった形で、「ミッケ!」絵本から様々な情報を得て、情報を頭の中で処理するプロセスがどんどん繰り返されることとなります。

ピンくま
ピンくま
ものすごく考える2歳児が目の前に…
アオくま
アオくま
見つけるまでなかなか諦めない姿勢がすごい

「ミッケ!」の知育効果:集中力が身につく

もうね、目を皿のようにして探すんですよ、何分も…

頁を開くたびに新たな発見があるようで(内容忘れてる?笑)、同じ頁も繰り返し飽きることなく見ています。

「これは亀さんで、これはロボットで、これはライオンで…」と呪文のようにアウトプットしてます。

 

頁の隅から隅までアイテムをしっかり観察しています。

「ミッケ!」の知育効果:記憶力が鍛えられる

「ミッケ!」絵本、ウン万のアイテムが散りばめられていますが、アイテムは様々なページで再利用されています。

すると何が起きるかというと…

 

「このガアガアさん、さっきのページにもあった!」と自分で答え合わせするようになります。自分の中で問題を出して、自分の中で答えも出すという遊びを勝手にしてくれて便利笑

 

ページ毎のアイテムの配置も大分覚えているようで、「スプーンはどこ?」と聞くと一瞬で答えが返ってくるようになりました。

▼双子同士で問題を出し合うようにもなり、親楽アイテム

ただし、「ミッケ!」が好きかどうかは個人差あり。

我が家は男女の双子。全く同じように育てました。

が、今のところ、「ミッケ!」が大好きでたまらないのは双子兄の方で、双子妹の方はそうでもありません。

双子兄が好きな絵本だからしぶしぶ付き合ってる感じ…

 

双子妹の方はじっくり探すより、レスポンスが早い方が好きなようで、物の名前も”アンパンマンのことばずかん”からどんどん吸収しています。

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双子兄と双子妹を比較すると、双子兄の方が「ミッケ!」絵本を集中して見ている時間が短いので、私が「白い鳥さんどーれ?」と聞くと、見つけるのが双子兄の方が断然早い。

 

どっちの方が良い!優れている!というのは無く、それぞれの個性なので強制することはせず好きにさせています。

アオくま
アオくま
選択肢を提示するまでが親の役目と考えています

「ミッケ!」買うならどのシリーズがおすすめ?

この「ミッケ!」ですね、シリーズ10くらいまで現在出ているのですが、一冊の情報量が多いので、全部揃える必要は全くないと思います。

我が家はシリーズ1~4まで持っていますが、充分すぎるほどです。

ピンくま
ピンくま
見る度に新しい発見があるから、数はいらないかも…

 

シリーズ1~4しか持っていないのでそれに限った比較にはなってしまうのですが…

 

先ずはシリーズ1を買って、子供が夢中になるようなら買い足す

のがオススメです。

▼先ずは手に入れるべきバランスのとれた一冊

シリーズ1~3については、基本的な方向性は同一(=おもちゃ箱をひっくり返した感じ)なので、けっこう似ているように感じてしまうかもしれないです。

なので次に手にいれるべきは、テーマ性のある一冊かと。

 

そういった意味では、我が家でもっている”シリーズ4”はクリスマスがテーマなので、他のシリーズ1~3とは雰囲気が全く異なります。

▼2冊目として手に入れるなら

 

あと、「ミッケ!」とは全く関係は無いのですが、「ミッケ!」のような精巧なジオラマが好きなお子さんにはこんな本もオススメです。

「世界が食べ物で出来ていたら」という、タイトルまんまの絵本。お家や海や山といった景色が、食べ物の特長を活かして表現されています。細かいもの好きには垂涎物の絵本(逆に、細かいものが苦手な人には厳しいかも)。

美味しそう!というより、美しいなぁ!といった感想を抱きました。「ミッケ!」ほどのやり応えは無いようですが、子供達はこの絵本も眺めるのが好きです。

 

「ミッケ!」ここだけは気をつけて!

寝かしつけの絵本として読んではいけません笑

 

▼寝かしつけるつもりが覚醒させてしまった図

寝るつもりが、頭をフル回転させることとなるので、目がランラン輝いてきますよ…

寝る前はさりげなく、他の絵本に誘導するが吉です笑

最強の知育として「ミッケ!」をおすすめしたい~まとめ~

好きこそ物の上手なれ、とはよく言ったもので、「ミッケ!」は我が家の双子兄の”好き”を散りばめた絵本でした。

言葉については双子妹の方が早いように見えていたのですが(アンパンマンのずかんでどんどん吸収している)、「ミッケ!」が家に来てからは、双子兄の追い上げスピードがぐんと上がったような気がします。

しかし、「ミッケ!」好きかどうかは、我が家の例のように、個人差ありです。

 

双子兄がこんなにも夢中になるので、買ってよかったな~、と思ってます。

アオくま
アオくま
大人も一緒に楽しめるのも良い!
ピンくま
ピンくま
見つけるスピードが2歳児に負けることもしばしば…

「ミッケ!」絵本、手元にある絵本とは一線を画す絵本かと思いますので、是非手にとってみてね!

 

以上、オススメの絵本「ミッケ!」のレビューでした。

本記事が育児に悩むお父さん・お母さんのお役に少しでも立てたら嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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