こんにちは、『パパも東大ママも東大!』管理人の”アオくまピンくま”です。
著者紹介
アオくま・ピンくま
東大卒夫婦。2019年生まれの双子を育てる。歴史上の偉人に学び、「子供をどう育てたいか」を考える。普段はビジネスの最前線で活動中。詳しくはコチラ。
『子供のおこづかい』問題。
これは、いつの世においても、幼児期~学童期を持つ親御さんが「うちはどうしようかな?」と悩むテーマかなと思います。
そして、お金に関する考え方は、本当にご家庭それぞれ、更にいえば個人の価値観にも拠るので、「これが正解!」というのはありません。
なので、我が家(管理人についてはプロフィールご参照)でも、「どういう風にお金について子供に教えていけば良いか」というのを、議論し、考えました。
今回の記事では、我が家における「5歳児へのおこづかいの与え方」についてご紹介していきたいと思います。
同じようにお悩みのパパさんママさんに少しでもご参考いただければ幸いです。
英語でお小遣いは「allowance」である。この意味は…
働いてもないのに、子供が自由にお金を使えちゃう、「おこづかい」って一体何なんだろう…?
「おこづかい」を英語表現は、allowance。
「どれくらいの支払いを許容できるか」という意味がありますが、
子供が使うにあたってはどちらかというと、
allow=許す、与える
といった意味合いが強いのではないかと思います。
上のものが下のものに、与えて、使うことを許す、といったニュアンスです。
でも…子供にとっちゃ、お金なんてもらってしまえばこっちのもの!
誰のお金かなんて知りゃしない!
というのが現実^^
子供に対し、「これはパパとママが汗水たらして稼いだお金で…」とか言っても、どれくらい現実味を帯びて理解されるかは、謎。
というか、無理でしょう。
なので!
我が家では、おこづかいを無条件であげるのでは無く、必ず「何かの対価」としてあげることにしました。
「おこづかい」をあげる前に、先ずはお金の勉強を
当然ながら、おこづかいは「好きなものを自由に買う」ために与えます。
なので、お金について少しは知らなくてはならない。
お金について教えるために我が家で使用したのは、こちらのお金の絵本。
子供向けのお金の絵本は世の中に五万とありますが、
この絵本はその中でも詳しめの部類に入ると思います。
- 硬貨はどう作られるの?
- 紙幣はどう作られるの?
なんてページもあります。
この絵本の中で、一番大事だなと思ったのは、
絵本の一番最初のページ。
『おかねのはじまりものがたり』です。
何でお金という考え方が生まれたのか、がとてもシンプルな言葉で書かれています。
大人はあまり意識することは無いかもしれませんが、お金って、『交換するため』に出来たんですよね。
子供には、
- お金は何かと交換するものであること
- モノの価値に応じて、お金の多い・少ないが決まること
この2点を、先ずは意識して欲しいなと思いました。
お金の歴史は、経済の歴史でもあるので、合わせてこちらの絵本も一緒に読んで学びました。
5歳児でも、おこづかいは、稼ぎなさい
ということで、我が家ではおこづかいは天から降ってきません。
何かの対価として得られるものとなります。
とは言っても相手は子供。
家にあって使われていない簡単な計算問題を解かせ、1枚(表裏)出来ると10円がもらえるというシステムにしました。
あまり難しいのをさせてもやる気が無くなる&親にやり方を聞かれて親が大変なので、
ちょうど良いレベルのものをチョイス。
これが効果テキメン!
我が家では家で机に向かうという習慣が無いのですが(家ではずっと本を読んでいるので。これは時間の使い方の選択の問題だと思う)、
おこづかい制を導入したら、プリント学習の進むこと進むこと!
子供達は物凄い集中力でプリントに向き合います。
問題の難易度に応じて対価は変えていて、こちらのワークは見開きで10円もらえます(文章題なので問題数は少ない)。
当然ながら、エキストラな家の掃除などをした場合も、対価が発生します。
お風呂掃除→100円
キッチンの壁清掃→50円
と、これも難易度で変えています。
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やっと稼いだお金だからこそ、使い道は慎重に…
やっと稼いだお金、君は何に使うんだい???
やっと稼いだお金だからこそ、使い道は慎重になります。
先日山登りをした際に、頂上の山小屋では、スーパーの倍の値段でアルフォートが売っていました。
「下山した後に買うと、もっと安く買えるけど、いいの?」
「それなら、我慢する!後で二つ買う!」
山小屋では200円のアルフォートを我慢した子供ですが、
街中のたい焼きの誘惑には勝てませんでした。
334円しか所持金が無い中、330円のたい焼きを買った我が子。
彼にとっては、寒空の中で食べる、あんこたっぷりのたい焼きの価値が、自分の所持金の殆どを使ってでも食べたい、そんな価値があったということなのでしょう…
「また稼ぐからいい」
そんな自転車操業的な一面も見られましたが、これはこれで、いいかな…
おこづかいを通じて、「しっかり稼いで、自分が価値があると思うものに使う」そんなことを学んで欲しいなと思っています。
本記事が育児に悩むお父さん・お母さんのお役に少しでもたてたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。