こんにちは。『パパも東大ママも東大!』管理人の”アオくまピンくま”です。
絵本の読み聞かせっていつから始めるの?
生まれたばかりの赤ちゃんは視力が低いし、絵本って意味なくない?
こんな疑問や意見をお持ちの方、多いと思います。
アオくまピンくま家庭では生後3ヶ月の頃から絵本の読み聞かせを始めました。
この記事を書いた人
アオくま・ピンくま
東大卒夫婦。2019年生まれの双子を育てる。歴史上の偉人に学び、「子供をどう育てたいか」を考える。普段はビジネスの最前線で活動中。詳しくはコチラ。
絵本の読み聞かせについて、我が家の育児バイブル「語りかけ育児」にはどう書いてあったかというと…
絵本の読み聞かせが始まるのは「1歳から1歳3ヶ月まで」の章から。
「語りかけ育児」では以下の通り、生まれて直ぐから赤ちゃんに語りかけることを推奨します。
■赤ちゃんに語りかけましょう
生まれたその日から、赤ちゃんに語りかけましょう。かけられたことばの量と、こどものことばの発達とは深く関係しています。早く始めるにこしたことはありません。理解できなくても、あなたの気持ちは声によってはっきり赤ちゃんに伝わります。
(「語りかけ育児」より抜粋)
生まれたその日から、赤ちゃんに語りかけました。
なんでも良いから語りかけました。
そして、
語りかける内容が尽きました笑
その甲斐あってか(?)、双子(妹)は2歳になる頃から3語文が出始め、
驚いたのでメモに残しているのですが、
2歳と3ヶ月になる少し前には、「パパ おにぎり 食べていいよ!」と言っていました。
(一方で、全く同じ環境で育てた双子(兄)のこの時のMAX値は「パン ある」でした。言葉の発達って本当に個人差があるのだと思います。)
新生児~満3ヵ月の赤ちゃんにはどんな絵本が適しているか?
色のコントラストがはっきりしているものを
この頃の赤ちゃんは、「目」がまだしっかり見えていません。
生まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.01~0.02程度で、認識できる色も限定的だと言われています。
特に白黒のものは赤ちゃんが眺めていて楽しいようです。
仰向けで(大人が)読みやすいものを
▼3ヶ月の頃。なんやら判らなくてもジッと静かに絵本を見ていた。
まだ赤ちゃんは、首が据わっておらず、寝返りも打たない時期なので、
読み聞かせの基本スタイルは仰向けです。
読み聞かせする大人の腕が疲れないように、
- 軽い
- 小さい
絵本を選ぶのが良いです。
また、ボードブック(厚紙で出来ている本)は仰向けでもページがめくりやすく、オススメです。
読んでいる大人が楽しいものを
基本的に、絵本の読み聞かせに対する赤ちゃんからの反応は無い、と思ってください。
赤ちゃんは終始、塩対応です。
- 声の大小で変化をつける
- 絵本の台詞に節をつける
といった形で、
読み聞かせている大人の側が飽きないような工夫をしやすいリズムの良い絵本が良いと思います(大人が義務的にやってると赤ちゃんにも伝わる)。
ではお待たせしました!
以下、アオくまピンくま家で使っていた絵本のご紹介です。
おすすめ絵本1:「じゃあじゃあびりびり」
小さめの真っ赤なボードブック。ハッキリとした色使いがこの時期の赤ちゃんに適しています。
いろいろな「モノの名前」と「モノが出す音」で構成されたシンプルな絵本なのですが、
ピンくまの父は「何が出るかな、何が出るかな~♪」とランダムに頁をめくって、
とてもハイテンションで読み聞かせしていました笑
初版は1983年のロングセラー。そのためか絵には若干の歴史を感じます。掃除機の絵はコードレスじゃないです。自動車の音も「ぶーぶーぶーぶー」ですが、将来電気自動車になったら、これも変わるかな笑
おすすめ絵本2:「しましまぐるぐる」
少し大きめのボードブック。赤ちゃんが認識しやすい「黒」と「白」が効果的に配置されています。全体的にカラーリングは補色で構成されていて、コントラストが強いです。赤ちゃんが好きそう。
台詞は「しましま」と「ぐるぐる」の繰り返し。
「ぐるぐる」の頁では、絵本ごと回転させてあげると渦巻きが動いているように見えます。
もう少し月齢があがってからですが、声をだして笑っていました。
おすすめ絵本3:「がたん ごとん がたん ごとん」
サイズは小さめのハードカバーの絵本。機関車の音「がたんごとん」と「のせてくださーい」の繰り返しの絵本で、機関車の荷台にスプーンや哺乳瓶、リンゴやバナナなどがお客さん(?)として乗っていきます。
機関車は進んでいくのですが、背景は白と緑でずっと変わらず、とてもシンプルな繰り返し絵本です。
おすすめ絵本4:「いないいないばあ」
一般的な絵本のサイズのハードカバーの絵本。この絵本はコントラストがあまり無くて、そういう意味では生まれたての赤ちゃん向けでは無いのかもしれませんが、リズムが素晴らしいです。
「にゃあにゃが ほらほら いないいない」
「ばぁ!」
といった感じで、色々な動物が「いないいない」「ばあ!」を繰り返します。
ネコ=にゃあにゃ、と言い換えるあたりが、”松谷 みよ子”さんらしいです。”松田 みよ子”さんの絵本って本当好き。
おすすめ絵本5:「おふろでちゃぷちゃぷ」
え、この絵本も ゼロ歳児から!?と思われる方が多いかもしれないです。我が家では「いないいないばあ」と一緒のタイミングで購入しました(3ヶ月くらい?)
「あひるちゃん どこいくの?」から始まって、男の子と一緒にお風呂で遊ぶお話。
コントラストの強い子供向けの絵ばかりではなく、岩崎ちひろさんの素敵な絵に大人も癒されてください。
”松谷 みよ子”さんの絵本なので、リズムも素晴らしいです。
おすすめ絵本6:「ぎゅ ぎゅ ぎゅー」
こちらは小さめのボードブック。カラフルな絵本ですが…はっきり言って、大人が見てもよくわからない笑。とても抽象的な絵本です。
でも、”黒い丸”や”赤い丸”、これってひょっとしてー。お母さんの目とおっぱいを表現している!?
我が家の双子(兄)は、特に”赤い丸”に反応していました笑
あと、ボードブックに開いた小さな穴も気に入ったようで、小さな指を突っ込み突っ込みしていました。ボードブックなので、丈夫なのはとても良いです。
新生児~満3ヶ月の赤ちゃん向けの絵本~まとめ~
以上、アオくまピンくま家で”新生児~満3ヵ月”の間に導入した絵本でした。
視力は未熟なので絵本の細かい部分は見えていなかったかもしれませんが、
たとえ3ヶ月児でも、絵本を読んでいる間はじーっと絵本を見つめ、静かにしていました。
親の声に耳を澄ませていました。
小さいうちは親が絵本を読むこととなるので、親がちゃんと管理すれば、絵本を与えるのは早すぎるというのは無いと思います。赤ちゃんも親も楽しく絵本に親しめればそれで良いかなと。
本記事が育児に悩むお父さん、お母さんのお役に少しでもたてたら
嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。