こんにちは、『パパも東大ママも東大!』管理人の”アオくまピンくま”です。
著者紹介
レゴスクールって費用が高いよね?
プログラミング教室なら他にもっと安いところがあるよね?
「レゴスクール」という話がでると、何故かその受講費用ばかりが話題になりますよね。
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物事の良い・悪いの判断は実際に深く関わって自分の目で確かめることを経ないと正確な判断はできないものですが、
深くコミットしなくとも、もちろんある程度想像することが出来ます。
その方法は、提供される資料を熟読し、相手の主張を理解すること。
私たちはどうしても、何かを見たり聞いたりする際にバイアスのかかった物の見方をしてしまう傾向があります。つまり、相手が本当に伝えたいメッセージに辿り着く前に、相手の話を聞くことを止めてしまう。
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「レゴスクール」と検索して、
教室の場所は・・・
レッスンの費用は・・・
とばかり調べて、肝心なフィソロフィー(哲学)の部分を、軽視してはいませんか?
実際に体験レッスンを受講するのも良いですが、
実はレゴスクールはフランチャイズ展開(別記事でご紹介します)してますので、レゴ社が考えるフィロソフィーが
末端の教室スタッフの方まで『腹落ちするレベルで』浸透しているかは、若干怪しい。
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ですので、今回は、
レゴスクールの日本公式HPと実際にスクールに通った際に渡されたパンフレットを用いて、
レゴスクールの目的・期待される効果
をわかりやすく解説したいと思います!
※ちなみに私たち『アオくまピンくま』はレゴスクールの運営者ではありませんよ!
この記事はこんな方におすすめ
- レゴスクールの仕組みを知りたい
- レゴスクールで学べることを知りたい
- レゴスクールで期待される効果を知りたい
レゴスクールって何?
先ずは、ちょっと判りにくいな、と思う用語の解説から。
パンフレットにも公式HPにもナチュラルに
- レゴスクール
- LEGO Education
- LEGO Education Afterschool
という単語が出てきます。
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こちら、日本語ではその正確な定義についての紹介はないのですが、
元の英文を見るとその正体が判ってきます。
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では、見てみましょう。
レゴスクールとは?-学校で学べないことを学ぶ場
LEGO Education Afterschool レゴスクール
Foster Your Child's Development Beyond School Hours
なるほどつまり、
LEGO Education Aftershoolが正式名称で、
日本ではこれがレゴスクールと呼ばれているということですね。
そして、レゴスクールの目的は、
学校勉強を超えて子供たちの成長を育むことである、と。
つまり、学校の勉強では学べない事をレゴスクールで学べる、ということですね。
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レゴスクールとは?ーLEGO Education(レゴ エデュケーション)に従う
ここも英文を見てみます。
Shape Your Child's Future with LEGO Education
なるほどなるほどー
LEGO Educationを通じて学ぶんですね!
つまり、
レゴスクールとは、LEGO Educationを通じた学びの場を提供する場所であることが判りました。
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実際パンフレットにも、
レゴエデュケーションの目標と
レゴスクールの目標とは
微妙に違う視点で書かれています。
レゴエデュケーションの最終目標=子どもたちが将来必要となる様々なスキルの習得を助け、自信に満ちた生涯学習者へと導くこと
レゴスクールの役割=子どもたちが自ら学びを発見し、学びを継続する環境を提供。目的ある遊びを通じて、主体的に動き、探求し、実験を繰り返す、プロジェクト型・探求型・問題解決型の教育アプローチを実践。
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レゴスクールとは?ー5つのスキルの成長を促す
この辺りからは、日本公式HPの方が図示もあってわかりやすいかもしれませんが・・・
アオくまピンくま的に注目したポイントをご紹介です。
レゴスクールでは、以下の5つのスキルを総合的に成長させることを目指しています。
- 創造力
- 社会性
- 身体能力
- 社会情緒能力
- 認知能力
このうち、身体能力については、アレっと思う方、いらっしゃるかもしれません。
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レゴスクールにおける身体能力の定義はこちら。
身体能力=バランス、動き、空間認識
とのこと。
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レゴスクールとは?ー遊びを通じた学習体験
ここも英文を見てみましょう
What Makes a Learning Experience Playful?
これがレゴエデュケーションが課題として認識していることですね。
日本語訳は「遊びを通した学習体験とは?」となっています。少し意訳な気もしますが・・・
また、パンフレットにはこんな重要なワードもありました。
レゴエデュケーションでは、ハンズオンの目的を持った遊びを深く信じています。
※ハンズオン=見るだけでなく、触れる・試すなど、五感を使うこと
では、何故、レゴエデュケーションは遊びを通じた学びを重要視するのでしょうか?
これは、子どもを持つ親として『なるほどね!』と納得感あるものでしたので、原文のままご紹介です。
レゴ財団が定義する、遊びを通した学びの5つの特徴
- 喜び・・・学びを楽しむことで、自信を持ち、達成感を得る
- 社会的な関わり・・・自分の考えを共有し、他社を理解し、困難への対処能力を高める
- 主体的な参加・・・意欲的に取り組み、頭を働かせ、根気強く続ける
- 有意義・・・目的ある遊びが、深い学びとなり、定着率を促進する
- 反復的・・・可能性を試し、仮説を見直し、未知を探求する柔軟な思考につながる
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レゴスクールとは?ーSTEAMに繋がる
パンフレットには、今はやりのSTEAM学習についても記載されていました。
- S・・・Science
- T・・・Technology
- E・・・Engineering
- A・・・Arts
- M・・・Math
ですね。
ただし、あくまで、
レゴエデュケーションの「目的のある遊び」とハンズオンの体験型学習をすれば、
STEAM知識も得られますよ、
といった位置づけ。
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レゴスクールとは?ー年少から小学校低学年を対象
この辺りは別記事で解説していますが、
レゴスクールの対象年齢は、
年少~小学校低学年
です。
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レゴスクールとは?ー40年以上の歴史。世界中で展開
パンフレットの最後のページにドドーンと
レゴエデュケーションの歩み
が記載されています。
レゴエデュケーションは1980年生まれ
世界で10万人以上の子どもたちが体験
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このパンフレットを眺めると、2010年以降に開発ピッチが上がっていることが判ります。
ドットコムバブルが一段落し、新たにGAFAが台頭してきた頃ですね。
世界はテクノロジーの時代となり、STEAMが益々注目される中、いち早くSTEAM教育に力を入れていた(結果として)レゴエデュケーションは、地盤が出来ていたので波に乗って拡大してきたことが判ります。
パンフレットが少し見にくいので記載しますが、
- 2013・・・LEGO MIDSTORMS Education EV3 launch
- 2016・・・WeDo 2.0 launch
- 2017・・・STEAM Park launch
- 2018・・・Coding Express launch
- 2020・・・LEGO Education SPIKE Prime launch
- 2021・・・LEGO Education BricQ Motion launch/LEGO Education SPIKE Essential launch
この『launch』の前に書かれている単語は、
レゴエデュケーションで使用される教材の名前
となります。
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レゴスクールとは?ーよく考えられたプログラム
いかがでしたでしょうか?
レゴスクールは、
レゴエデュケーションを通じて英会話スクールや学習塾とは全く違うアプローチをすることが
お判りいただけたかと思います。
ただし、これをもって「レゴスクールに通う」と判断するかは、
また別の話。
レゴスクールのフィロソフィーを理解した上で、
各種事情も考慮してレゴスクールに通うかどうか
判断することになりますね。
気になる費用については、こちらの記事でご紹介しています。
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【レゴスクール】費用・月謝を徹底解説。子供の習い事としては高いが割引制度もある
こんにちは、『パパも東大ママも東大!』管理人の”アオくまピンくま”です。 この記事をご覧になられている方は 子供をレゴスクールに入会させようか悩んでいる親御さんと思われますが・・・ &n ...
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本記事が、育児に悩むお父さんお母さんのお役に少しでも立てたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。